過去のオトヨミ Archives

オトヨミ書房が過去に行った題材のご紹介です。
さあさ、ご覧アレ。

家守綺譚 と 植物文様

日本文学 × Pattern of Plants

亡友の居に住まう新米知識人の綿貫征四郎が出会った、四季折々、天地自然の「気」たちとの交歓録「家守綺譚」。
植物の電位変化のデータに基づき、「植物の生」の軌跡を音楽に刻印した「植物文様」。

植物にまつわる物語と音楽が出会いました。

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かもめのジョナサン と Return to Forever

北米寓話 × 70`s Crossover

リチャード・バック著の「かもめ のジョナサン」に、レコードはチック・コリアの「Return to Forever」をセレクト。

己が限界に挑み、飛ぶ喜びの享受に意義を模索するも、かもめである宿命に苦悩する、ジョナサン=リヴィングストン。
ジャズの固定概念を振り払ったフリージャズに精神を傾倒させるも、行先を見失なったチック・コリアが、果てにたどり着いた、Return to Forever。

漠然とした大きな「何か」。次元や時空、生物の理に挑んだ「先」が見せた永遠の物語。
双立する永遠の邂逅が、新たなる世界へと誘う。

Photography by 水崎 浩志 (Loop Photo Creative)
Flyer & BookMark Design by 土屋 GET DOWN

銀河鉄道の夜 と The Chieftains

日本寓話 × Irish Trad

宮沢賢治の代表作にして永遠の未完成作品「銀河鉄道の夜」に、アイルランドの至宝「The Chieftains」をセレクト。

幻想的かつ壮大なジョバンニとカムパネルラの旅を、アイリッシュミュージックの伝統と気鋭が仮想新世界交響楽として彩ります。
人としての生と死、そして幸せの具体性を問いかける銀河鉄道の一夜。

All Design by Lion Romantic

イーハトヴ童話 注文の多い料理店 と Medeski, Martin & Wood

日本寓話 × MMW

銀河鉄道の夜と併せて二本立てで行った、宮沢賢治作品のオトヨミ。

「なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなことは、わたくしにもまた、わけがわけがわからないのです」
――宮沢賢治 注文の多い料理店 序文 より抜粋
宮沢賢治自身も書いた理由が「ようわからん」と曖昧なだけに、オトヨミに苦労した演目でした。

そんな経緯でも人の可笑しさや愚かしさを感じてやまない本作品には、現代最高峰のジャム・セッション・トリオの「Medeski, Martin & Wood」をセレクトしました。

宮沢賢治が林や野はら、鉄道線路で、虹や光からもらった「何か」に、世界各地を巡り即興演奏で最高に心地よいグルーヴを生み出すMedeski, Martin & Wood の「何か」が、見事にオトヨミした演目になりました。

時をかける少女 と tortoise と The Sea and Cake

ジュブナイル × シカゴ音響派

筒井康隆著、時をかける少女に、シカゴ音響派を代表する2組「tortoise」と「The Sea and Cake」をセレクト。

時計仕掛けの恋と、機械仕掛けの音楽に秘められたそのカラクリが、10代限定の恋をより鮮明に呼び起こします。
夜をかける「元10代」達に贈る、追憶のコラボレーション。

Left(Top) Design by Lion Romantic
Right(Bottom) Design by Shim@Design Lab. / 嶋図画組立室

針がとぶ Goodbye Porkpie Hat と Erik Satie

日本文学 × Impressionist Music(Classic)

吉田篤弘著作の 針がとぶ Goodbye Porkpie Hat の中から「針がとぶ」「少し海の見える場所 1990-1995」の二編に、Erik Satieをセレクト。

ポークパイハットを愛用する詩人の柚利子叔母さんと、ボーラーハットを愛用する音楽家 Erik Satieの出会いは、永遠に聴くことのできない音楽を、私たちに物語として響かせてくれる。

―― ユイが WHITE ALBUM に針を落とす。
針がとぶ。
連なる物語のすべては、欠けたその一瞬から始まる。

PhotoGraphy by ISO REPUBLIC
Flyer & BookMark Design by 土屋 GET DOWN

星新一のショートショート と Electronica

ショートショート × Electornica

ショートショートの神様と謳われる星新一の短編SF集に、エレクトロニカのミュージシャンたちをセレクト。
SF と エレクトロニカ の相性は抜群に良いのです。双方に科学の背景があるからでしょうか。
ちなみにセレクトミュージシャンは今のところ、
RadioheadCorneliusレイハラカミ
の三組です。

Design by Shim@Design Lab. / 嶋図画組立室

星の王子さま(池澤夏樹 新訳) と Bill Evans

日本寓話 × Jazz Piano

サン=テグジュペリ著の「星の王子さま」に、ジャズ・ピアニストの「Bill Evans」をセレクト。

生き抜くために直視すべき現実。立派な大人になるために忘れた幼心。歩み続けるたびに見失う「いま」に、王子さまは、「大切なものは、目に見えない」と教えてくれる。
失って気づく存在への空虚に、Bill Evansの旋律は、儚くも美しい青の火を灯す。相棒、家族、自身――図らずもBill Evansは大切な存在を失い続けた。

ぼく、王子さま、Bill Evans、喪失の先の希望は共鳴し、絡み合う。大切な想いを照らす暖かな一条の光が、満天に舞い広がる。

オトヨミ書房の読み語りに合うように、オリジナルの内藤濯 訳ではなく、池澤夏樹の新訳を題材としました。

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星の王子さま(池澤夏樹 新訳) と Michel Petrucciani

仏寓話 × Jazz Piano

BOOKマルシェ佐賀での特別公演を機に定着した演目。

もともとは「星の王子さま」と「Bill Evans」の組み合わせだったのですが、ヨミ側のセレクトはそのままにオト側のセレクトを換えてみると、どのようなオトヨミの世界になるのか? といった、意欲的かつ実験的なオトヨミがそのポテンシャルを開花させた少々稀有な演目となりました。

Michel PetruccianiとBill Evansとのプレイスタイルやその影響なども、物語に絡んできます。

PhotoGraphy by SPLITSHIRE
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霧笛/レイ・ブラッドベリ と Sigur Ros

北米幻想文学 × Iceland Post Rock

レイ・ブラッドベリの短編「霧笛」にアイスランドのポスト・ロックバンド「Sigur Ros」をセレクト。

熟年の灯台守が新米の青年に打ち明けた秘密は、繰り返される数億の歳月の想い。
悠久の欠片が咆哮するとき、霧笛が鳴り響く。

静寂の海と、激震の思慕――風景と情動の緩急に、Sigur Rosの郷愁の旋律がうねりを伴い、霧笛と協奏する。

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レオ=レオニの絵本 と Penguin Cafe Orchestra

絵本 × Ambient Music

<ちいさい さかなの かしこい はなし>
でおなじみスイミーの作者「レオ=レオニの絵本たち」を題材に、イギリスのアンビエント(環境音楽)グループ「Penguin Cafe Orchestra」をセレクト。

グラフィックデザイナーとしても名高いレオ=レオニの絵本たちと、民族音楽、クラシック、現代音楽などを取り入れ、ユーモアに溢れたPenguin Cafe Orchestra の楽曲たちが出会います。

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